NVIDIA VSR(Video Super Resolution)をFirefoxで使う
1月24日にリリースされたGeForce 551.23 Driverで、NVIDIA VSRにHDR化のアップデートが来たことが話題です。
まぁ今回の記事はHDRは関係ないのですが…
VSRは、Chromium系(Edge、Chrome等)のブラウザで利用できますし、私がいつも紹介しているMPC-HCでも(MPC Video Rendererを導入すれば)利用できます。
実はFirefoxでも利用できることが分かりましたので利用方法を紹介します。
VSRが有効化されていることを確認
NVIDIAコントロールパネルを開いて、ビデオイメージ設定の調整から確認、有効化しましょう。
右下のRTXビデオ強調の「Super Resolution」にチェックが入っていることを確認してください。
知らなかったのですが、新しいドライバを導入するとVSRのステータスも確認できるようです。(以前はステータス表示がありませんでした)
この画面では「アクティブ」になっていますが、これはYouTubeをVSR有効な状態で再生している時にスクリーンショットを撮ったためです。
動画再生していないときは「非アクティブ」と表示されます。
FirefoxでVSRを有効にする
標準では無効となっているため、いつものabout:configで設定変更します。
gfx.webrender.super-resolution.nvidia = true
に設定してFirefoxを再起動すれば、VSRが有効になります。
VSRのステータスについて
VSRはビデオの解像度をアップスケーリングする際に有効になります。
つまり等倍表示や縮小表示している際は「アクティブ」にならないので注意してください。
ウィンドウのサイズを大きくしたり全画面表示するなどして、動画サイズを拡大する際に「アクティブ」になります。
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