Fedora15でnetworkサービスが起動できない
研究室のラップトップに、Fedora15を入れて運用中です。
まぁ、無線LANを当然使ってインターネットに接続しているわけで、サーバなら当然無効にするであろう、NetworkManagerサービスを有効にしたまま使っています。
そのほうが無線LAN APへの接続も楽チンということですが、とある都合でブリッジネットワークを使う必要が出てきました。
ブリッジネットワークではNetworkManagerを使うことはできないらしい(libvirt を使用したブリッジネットワーキングによると。)ので、サーバみたいにNetworkManagerを無効にするかとか思って、networkサービスを起動させようとしたんですね。
でも!起動しないんですっ!!
上記参考リンクには、NetworkManagerを無効にする代わりに、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*
にNM_CONTROLLED=no
を書くのでも良いって書いてあるので、ブリッジしたいeth0の方にそれを追加した上で、networkサービスを起動しようとしています。
でも、以下のようなエラーがでて、起動できません。
# service network start Starting network (via systemctl): Job failed. See system logs and 'systemctl status' for details. [失敗]
というか、Fedora14までは、”(via systemctl)”とかいう記述にも遭遇したことないので、???な状態。
だって、インターフェイスごとに活性化中とかでて、OKがいっぱいずらーっと並んでいましたよね?
エラーの内容を確認するところから
See system logsって書いてあるんで、/var/log/messages
を参照します。
ところが役立ちそうな情報が一切ないww
これはひどいので、ggrksというわけですね。
そもそもsystemctlって何
そうそう、今まで表示されてたインターフェイスごとの、OK/NGはどこへ行ったのでしょう。
すると、こんなサイトを見つけました。→ http://xoops.fens.net/modules/wiki/?Linux%2FMemo%2FFedora15%2F%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%99%BA%E7%94%9F%E4%BE%8B
上記ページにも書いて有りますが、/etc/init.d/hogehoge
って実行すると、systemctl配下になるそうです。
きっと、serviceコマンドでも同様でしょう。
そこで、上記ページに従い、以下のようにやってみます。
# cd /etc/init.d # ./network start
おぉ!今まで見てきたOK/NGたちが現れた!!
懐かしいぜ〜
ここまで来ればこっちのもん
エラーがはっきりと見えるようになったなと感心するのもつかの間。
(・o・)
インターフェース ifcfg-自動_<無線LAN AP名> を活性化中:
って、おい!
/etc/sysconfig/network-scriptsの中を見ると、確かにifcfg-自動_<無線LAN AP名>とかいうファイルあったなぁなどと思ってしまいました。
きっと動作には関係ないだろうと放置していたファイル、そっとホームディレクトリへ移動し、もう一度サービスを起動してみます。
起動した!
はい、起動しました。
これもNetworkManagerの仕業!
NetworkManagerが無線LAN APの情報を、/etc/sysconfig/network-scripts
に置いていたため、networkサービスが起動できなくなっていたのでした。
むかーしから、NetworkManagerには苦労させられてきたんですが、こんなところでもう一回苦労させられるとは思っていませんでした。
ついでに、systemctlとかいうのもよくわからないし。
無線LANはどうしたら?
そうそう、NetworkManagerを無効にすると、無線LAN APへどうやって接続すればいいのでしょう?
こちらはまだ未調査。
ついでに、KDEとかのウィジェットもNetoworkManager依存みたいで、状態を一切取得できなくなってしまいました。
困ったもんです。
なにか分かったら続きを書きます。
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