Wi-Fi 6E/PoE++対応の無線APを導入しました
こんにちは、tukapiyoです。
とうとう6GHzの電波が届きました(ただし扱える端末は持っていません)。
うちでは無線LAN ルータではなく無線LAN APを導入しており、さらにPoEを使ってAC/DC電源の供給が不要なものを採用しています。
その理由としては、
- UPSに接続したPoE対応スイッチから無停電で電源供給ができる
- 接続するケーブルがLANケーブル1本だけですむ
- 必然的に法人向けAPになるので高性能
という感じです。
6GHz帯に対応したAPの導入を検討していたものの、PoEに対応した6GHz帯対応APが中々出てこず待ちわびていた状況で、スイッチを先行してPoE++対応の2.5G対応に置き換えるなど準備を進めていました。
ちなみにPoE++/2.5G対応のスイッチはこちらを導入しています。
そんな中、やっと!
まともなネットワーク機器メーカーであるNETGEARから、Wi-Fi 6E/PoE++対応のAPが2023年6月に発売されました!
※Wi-Fi 7という話が既に出始めているところではありますが、現状Wi-Fi 6Eは6GHz帯に初めて対応した最新の無線LAN規格です。
それがこれです。
早速導入して使ってみたので、簡単に一言レビューしておきます。
ちなみにInsightが1年分付いてきますが、無効にしてローカル管理にしています。
一言レビュー
いいところ
- PoE++対応スイッチに接続すればすぐ使え、初期設定画面にすぐ到達できる
- ダッシュボードがきれいで見やすい
- 管理系の機能が充実している(Syslog、SNMP、LLDP、LAG、802.1Q、RADIUS、STP…)
- UIのレスポンスはそれなりに速い
いまいちなところ
- 筐体が大きい(以前使っていたWLX202の倍ぐらい大きさがある)
- 初期ファームウェアでは日本での6GHz帯が未解放のため、初期設定前にまずファームウェアのアップデートを推奨
- 日本語化されていない
- 起動・再起動がかなり遅い
- 無線機能の設定反映に時間が掛かる
- 他の項目についても、設定反映のレスポンスはよくない
- 設定画面で同じページ内でも、項目単位で設定を保存する場所があって、設定適用を繰り返す必要がある
スクショ
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