cpanでperlモジュールをサーバ全体で使えるディレクトリにインストールする
cpanでperlのモジュールをインストールするとき、デフォルトではユーザのホームディレクトリ以下にインストールされます。
しかしこのままだと、Apache等でモジュールを読むことが出来ずに面倒なことになります。
そこで、OS全体でパスが通っているディレクトリへインストールをする様に設定を変更します。
cpanのコンフィグファイルを以下の様に変更します。
まだcpanの初回起動が終わっていないときは、初回起動時にcpanのコンフィグを自動で済ませてから変更すると楽ちんかもしれません。
# vim ~/.cpan/CPAN/MyConfig.pm ... snip ... 'makepl_arg' => q[INSTALLDIRS=site], ... snip ... 'mbuildpl_arg' => q[--installdirs site], ... snip ...
ただここで設定を変更しても、自動的に.bashrcに以下の様な環境変数を追加されているかもしれません。
その場合は頭に#をつけてコメントアウトをしておきます。
# vim ~/.bashrc ... snip ... export PERL_LOCAL_LIB_ROOT="$PERL_LOCAL_LIB_ROOT:/root/perl5"; export PERL_MB_OPT="--install_base /root/perl5"; export PERL_MM_OPT="INSTALL_BASE=/root/perl5"; export PERL5LIB="/root/perl5/lib/perl5:$PERL5LIB"; export PATH="/root/perl5/bin:$PATH";
コメントアウトした場合は、一度ログアウトして再度ログインしましょう。
exportされた環境変数をコマンドで消していくよりは楽ちん(手抜き2回目
これで、perlモジュールをcpanでインストールするときは、/usr/local/share/… のようなディレクトリへインストールされ、OS全体でどのユーザでも利用できるようになるはずです。
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