Webベースのファイルマネージャ File Browser を使ってみる

File BrowserというWebベースで利用できるファイルマネージャを、導入・検証してみます。

検証は手元のDocker(Fedora 29)で行いますが、Windowsでも動くようで、環境は何でもよいようです。

前提

Dockerでコンテナを作成する際に、以下のオプションを付与しています。

  • --privileged
  • -p 8080:80

導入

File Browserは、自身がWebサーバとなる製品のようです。
そのためApacheなどの導入は不要ですが、逆にホスティングサーバなどでは動作しません。
さらに、単体でHTTPSに対応していないようなので、対応させるためにはApacheなどでリバースプロキシを設定するなどの細工が必要となりそうです。

インストールに際してはコマンド一つで可能です。
Installationページに掲載されている、ワンラインコマンドで一発です。

具体的には、以下のコマンドのいずれかを実行します。

curl -fsSL https://filebrowser.github.io/get.sh | bash
wget -qO- https://filebrowser.github.io/get.sh | bash

実行

インストール時に、パスの通った場所にインストールされているので、以下のようにパラメータを付けて実行するだけで起動します。

filebrowser --port 80 --scope /var/www/html/

接続テスト

ブラウザでDockerホストの8080ポートへアクセスすると、以下のようにインターフェースが表示されます。
例)http://yourhostname:8080/

標準で日本語に対応しているのも良いですね。

初期管理者ユーザには、admin / admin でログインできます。
ログインすると、以下のようにUIが表示されます。

admin以外にもユーザを作成することも出来ます。

利用していて気になったのは、ファイルやフォルダの情報を表示したときに、最終変更の時刻の計算がおかしいところですね。

以上でした。

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